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あるときは、エスプリ“G”

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ディミニッシュスケールと運指

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ジプシージャズによく出てくる

2フレット飛ばしでかつ次の弦で1フレットずらしで上がって行くやつ。


いわゆる「ディミニッシュスケール」。


私が勝手に思うには


人差し指と小指を使って上がっていくと

ちょうど飛ばした2フレットに対して、浮かした中指と薬指が本来の担当者となることで、

ほかのアレやコレやへの展開もしやすいし、手首の筋肉的にも何かとラクだったりする。

つまりその運指が正しいと思う。(というか、ちゃんとやってる方はおそらく。)


わかっている(つもり)


しかし、これが以前からモヤモヤするところで

曲によっては、

そう、曲によっては

人差し指と、手の小さな日本人にとって無理やり開いた薬指を使って

上がっていく方が綺麗に弾ける場合がある。


いいように言うとジャンゴは結局そうじゃないの?と言うことになるが

ちゃんと4本フルで使える指を持つプレイヤーとしては

これはつまり指が直角になってないから

正しくやろうとすると指の腹が余計なとこに当たって

消音してしまう、という単なる下手くそなだけなんだけど。。


そしてこの「曲によっては」というところが、厄介なところで

この曲はあっちの弾き方で、と

よっぽど意識していないと、いや意識するからこそなおさら

瞬間的に薬指を出そうか小指を出そうか、となる。

そこだけ変に頭で弾いているからダメなんだな

ブルースりーのように「考えるな。感じろ。」とはいかない。


最終的には、、、弾けりゃいいのだ。といつも自分を誤魔化すわけだが


やっぱり大事な時にやってしまう。。。













# by vitostyle | 2024-03-17 18:30 | 修行道 | Comments(0)

指先とstandard

中学の頃、

姉の部屋からよく漏れ聴こえてきたテープレコーダーから流れる

さだまさしさんの名曲「 精霊流し」の一節に


「あの頃あなたが爪弾いた ギターを私が弾いてみました

いつの間に錆びついた糸で 薬指を切りました」


という歌詞があり、どことなく心に残っていました。


その後フォークソング全盛期で私もギター少年になり(陽水派だったけど)

スティール弦というものに触れるようになるわけですが


弦で指を切るというのはどういった状況なのか、少しモヤモヤしていました。


そもそも切ったのは左手なのか右手なのか。

あの美しく物悲しい抒情的な曲からすると

もの静かなアルペジオを奏でる右手の

白い華奢な指先の柔らかな皮膚が破れるといったイメージですが


切れるほどというのはかなり激しいアクションが必要な気がして


最も想像しやすいのは左手で

ゴリゴリに錆びついてノコギリ刃のようになった 1弦 なんかを

スライド奏法したら。。もしくは力強くチョーキングしたら。。


いずれにしてもあの歌詞の繊細な印象からは、少し想像しづらい。


もしかしてロックな彼女だったのか?w


…という、どーでもいいハナシを思い出しましたが

 先日、はじめて小指を切りました。

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最近、浅葉裕文さんというジャズギタリストをYouTubeで知り

そのあまりにも素晴らしいプレイに

ど スタンダード」に興味津々になりつつあリます。

そのちょっとしたイントロテクを真似してみようと

うまくいかない同じフレーズを何十回も挑戦してるウチに鋭い痛みが。

弦はもちろん錆びてもいないけど、角度や当たる頻度によっては

硬くぶ厚くなった指先の皮でも切れるものなんですね。


浅葉裕文さん。調べるとバーニーケッセルに影響受けてる方とか。。

そいうえば高校生の時に買った

数少ないジャズレコードのうちの1枚がバーニーケッセルだったわ。

あまりにも壮絶なコードワークをなんとなく聴いていたけど。


傷は全然大した事もなくバンドエイドでカバーすると一応痛くないけど。

さて来年はどこに向かうのか。俺。

自分の興味心が新しい扉を押しかけている予感。

あぁいう風には到底弾けないけど。


# by vitostyle | 2023-12-24 15:06 | 修行道 | Comments(0)

In 牛窓_ガレージライブ

2023年11月12日

In 牛窓_ガレージライブ_d0223726_14350898.jpg

日本のエーゲ海と呼ばれる牛窓にて

ガレージライブに初参加しました。

In 牛窓_ガレージライブ_d0223726_14353419.jpg

前日までの気候が嘘のように

一気に寒くなった

海沿いのオープンスペースでしたが


おそらくはあまり聞き慣れないジプシージャズの演奏に


会場にいらしゃった常連さん、

そしてたまたま通りかかった観光客の方々も集まってきて

会場の一体感がいい感じ!


とても盛り上がっていただき

ホットで楽しい昼下がりでした。

In 牛窓_ガレージライブ_d0223726_14355420.jpg

控えスペースでの準備風景もオマケで載せておこうw


なかなか集まれないけど

出来る時に出来ることを無理なく。




これで年内の活動は無いかな。。今のところ。









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# by vitostyle | 2023-11-19 14:40 | 修行道 | Comments(2)

瀬戸内ジャンゴストリート2023の記憶

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色々バタついて、もう1ト月近く経ってますが
今年10月7,8の屋島。

バンドとしては都合があわず、エントリーしませんでしたが

セッション会場で遊んでいました。

いや正確には、遊んでもらっていましたw


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1日目のことでん車内は

間に合わなかったけど、

夜の山上での GypsyVagabonz ライブ

めちゃくちゃ素敵でした。

昔からYouTubeでは時々見ていたけれど

楽しいステージを2年連続、生で感じてすっかりファンだわ。

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2日目の山上。

ずっとお会いしたかった手島大輔さんに、

ついに!ご挨拶できました。

想像していた通りのシャイな印象。

そしてギターを弾くと溢れ出すカッコいいリフのオンパレード。

こんなのを間近で見れるだけで幸せです。

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↑すごすぎるメンツ。
この趣味初めた頃から憧れだった存在が二人もいる。


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そして打ち上げパーティーの盛り上がり。

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なんだか回を重ねる毎に凄くなっていきます。

規模も、充実感も、そして何より参加者のレベルも。



正直、どんどん年寄りはついていけねー。


ま、楽しけりゃいいか。

地元であることがホントありがたい。







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# by vitostyle | 2023-10-26 21:43 | 修行道 | Comments(0)

2023ジャン研合宿in神戸 〜 アフターライブin姫路

噂に聞く「ジャンゴラインハルト研究会」の合宿というものに

初参加しました。

コロナで実に4年ぶりということらしいですが


もうめちゃくちゃ楽しかったです。


結構知り合いも居たし、

ずっとお会いしたかった方々にもご挨拶できました。

そして全国から集まった過去最多60名!

やはり全体にレベル高っ!

流石に年寄りには徹夜で弾き続ける体力はありませんでしたが

それでも指先の皮が少し剥けるほど引き倒した夜〜朝でした。


そしてその流れで翌日は姫路に移動。

内輪の打ち上げ的なライブかと思っていたら

ノリの良いお客様で チョー満席! アフターライブ!

演奏はやっぱり色々やらかしちゃいましたが、もうあまり気にしない。


非常に充実した2日間となりました。

さすがにぐったり疲れたけど楽しいことの疲れは種類が違う。

1週間たってもなんだかまだ夢の後のようで心地よい。


…………

で、合宿の夜、キャンプファイヤーの前でなんとなく思いつき

ゆっくり1年以上かけて密かに挑戦してきた曲を勝手に弾いてみました。


もともと一人の曲だし、絶対人前で披露する機会はないだろうと思っていたけど

せっかくの機会だし、割と自由な雰囲気だし、恥を忍んで。


ちょうどBBQが始まった頃で、

その場にいた皆さんはお肉に気をとられて

まぁほとんど誰も聞いてなかったけど(笑)


その時の録音ではありませんが、画像と絡めて編集。記念にアップしておきます。


この到底出来ないと思っていた曲に、


挑戦した証し、そして


いまを生きた証しとして。。


経験からするとコレも弾き続けないと

すぐ忘れてしまうんだろうな。。







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# by vitostyle | 2023-10-02 20:45 | 修行道 | Comments(0)

50歳から始めたジプシーギター奮戦記。ジャンゴスタイルの道のりは遠い遠い。


by vito
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