ジプシージャズによく出てくる
2フレット飛ばしでかつ次の弦で1フレットずらしで上がって行くやつ。
いわゆる「ディミニッシュスケール」。
私が勝手に思うには
人差し指と小指を使って上がっていくと
ちょうど飛ばした2フレットに対して、浮かした中指と薬指が本来の担当者となることで、
ほかのアレやコレやへの展開もしやすいし、手首の筋肉的にも何かとラクだったりする。
つまりその運指が正しいと思う。(というか、ちゃんとやってる方はおそらく。)
わかっている(つもり)
しかし、これが以前からモヤモヤするところで
曲によっては、
そう、曲によっては
人差し指と、手の小さな日本人にとって無理やり開いた薬指を使って
上がっていく方が綺麗に弾ける場合がある。
いいように言うとジャンゴは結局そうじゃないの?と言うことになるが
ちゃんと4本フルで使える指を持つプレイヤーとしては
これはつまり指が直角になってないから
正しくやろうとすると指の腹が余計なとこに当たって
消音してしまう、という単なる下手くそなだけなんだけど。。
そしてこの「曲によっては」というところが、厄介なところで
この曲はあっちの弾き方で、と
よっぽど意識していないと、いや意識するからこそなおさら
瞬間的に薬指を出そうか小指を出そうか、となる。
そこだけ変に頭で弾いているからダメなんだな
ブルースりーのように「考えるな。感じろ。」とはいかない。
最終的には、、、弾けりゃいいのだ。といつも自分を誤魔化すわけだが
やっぱり大事な時にやってしまう。。。